
石狩湾の夕暮れ時。 遠くに見える海上は雪嵐のようだ。 でも分厚い雪雲の上は快晴。 北国ならではの神秘的な風景。 天空と地上の違いをまざまざと見せつけられる。
イタヤカエデの葉はすっかり枯れ落ちてしまった。


菊ギター第14号で「君をのせて【天空の城ラピュタ】」を演奏

石狩湾にまっすぐ下りていく道。アイヌ犬の血を引くみのりは雪にもぐって遊ぶ。


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- 2011/12/17(土) 17:52:05|
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秋田杉とエゾ松の柾目 左:秋田杉の菊ギター第8号 右:エゾ松の菊ギター第7号
先日、Dolphyさんから こんなコメントが寄せられました。どうもありがとうございました。はじめまして。
音響特性というよりある種の個人的こだわりがあって、秋田杉(天然杉)をトップに、クラシックギターを製作してみたいと思っています。技術的な質問なのですが、教えていただけますか?
1)秋田杉は天然? 植林? 地元では「秋田杉」といえば植林杉で、天然杉は「天杉」と呼ぶそうです。
2)伐採後どのくらい寝かせたものをお使いでしょうか。
3)スプルース、レッドシダーと比べての音の違いはどのように感じられますか?
4)この杉をトップに使うとき、技術的に注意すべき点を教えてください。
よろしくお願いします。秋田杉をトップにクラシックギターを製作するということで、ほんとうにうれしく思います。
私は拙い知識しか持ち合わせていませんが、
私の経験した事が少しでもお役に立てられれば幸いに思います。
私は、スプルースとレッドシダーのギターはけっこう弾いたことがあるので音色は分かりますが、
残念ながら、スプルースとレッドシダーのギターは持っていないので、
私が作った中で、その音響特性の対比として、
表板以外の木材が全く同じ仕様(裏/側板:オニグルミ、棹:ヒノキ。指板/下駒:アサダ)の
エゾ松の第7号と秋田杉の第8号を抜粋して比較のために動画を貼り付けてみました。
どうぞ聴き比べてみてください。
秋田杉の菊ギター第8号で演奏したダンスウィズミー エゾ松の菊ギター第7号で演奏したダンスウィズミー
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VPSまず、一番目の質問(
1)秋田杉は天然? 植林? 地元では「秋田杉」といえば植林杉で、天然杉は「天杉」と呼ぶそうです。 )についてですが、
この件に関しては、植林杉と天杉があることは知っていましたが、
この菊ギター第8号の杉は、札幌の
木心庵さん⇐ クリック に行って購入したもので、
お店の話によると、日本建築に使う天板か腰板に使用するものらしく、納品した時にたまたま残ったものだそうで、
かなり昔からあったらしく、いつ頃からあったのか覚えていないようでした。
木目のきめ細かい赤み部分だけを切り取って12センチ幅に72本ぐらい目があるので、樹齢は120年以上はゆうにあるとのことです。
ですから、江戸時代に植林された天杉に属するもののようです。
二番目の質問(
2)伐採後どのくらい寝かせたものをお使いでしょうか。 )についてですが、
これは先に記述したように、単板に加工したものをお店に何十年も置いてあったものなので、
十分すぎるほど乾燥されているものだと思います。
三番目の質問(
3)スプルース、レッドシダーと比べての音の違いはどのように感じられますか? )についてですが、
スプルースと比較してみますと、
スプルースはウィット感があるのに対し、秋田杉はカラッとして枯れた感じがあり、実際に弾き比べてみると違いは歴然です。
スプルースは低音から高音までバランスよく美しい音色を発しサスティーンも伸びますが、
秋田杉は低音に重厚感があり、かつ音量があり迫力がありますが、高音はスプルースほどサスティーンが伸びず、比較的硬い印象があります。
こうすると、秋田杉はレッドシダーとかなり似ているようですが、
レッドシダーの方が、音色に柔らかみがあるように思えます。
秋田杉は打弦の反応が速く、打弦の初音に音量があり、その後潔くトーンダウンしていくという印象です。
四番目の質問(
4)この杉をトップに使うとき、技術的に注意すべき点を教えてください。 )についてですが、
スプルースやエゾ松を鋸で曲線に切っている時、かなり毛羽立ったりして鋸の入れる方向に注意をしなければならないのですが、
秋田杉の場合は、毛羽立ちはあまりないのですが、木目の一本一本の筋が異常に硬く、逆に筋と筋の間の柔らかい部分がスポンジのように極端に柔らかくプクプクしているので、
刃を入れる方向は絶対に逆さにならないように注意しなければなりません。
年輪の筋だけを切っているような感覚になりますので、切っている間の力の入れ加減が重要になります。
そのためにも、より切れる刃物を使用することが、形どおりにうまく仕上げていくための第一条件です。
カンナの刃は入りやすく気持ちがいいように削れますので、勢い余っての削りすぎは要注意です。
私の場合は、ある程度までカンナで削ったら、紙やすりで少しずつ削っていきます。
また、板の厚さですが、菊ギター第8号の場合は、高音側が3ミリ弱、低音側が2.2〜2.4ミリぐらいになっています。
もともと低音側の厚さを薄くした方が、低音が音量を増し重厚感が出ると分かっていたので、
表板の低音側の厚さを薄くするために、ブレージングで扇の一番外側の左右にアサダ材を使って力木の強度を上げました。
秋田杉の場合、表板の厚さが薄いと、何度か弾いているうちに表板が木目に沿って割裂し亀裂が生じてしまうので、
上記の厚さくらいが薄さの限界のように思われます。



また何か疑問の点でもありましたら、
私の工作経験上での範囲内ですがお答え出来ますので、
遠慮なく質問していただいてもかまいません。
私自身も頂いた質問によって、これまで分からなかったことや、ふとしたことが炙り出されて、
今後の製作へ良い方向に繋がっていくと思いますので、どしどしコメント頂ければと思います。


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- 2011/12/02(金) 14:37:18|
- 写真日記
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みのりの得意げな顔(2010年7月11日撮影)
何故みのりが、「アイヌ犬」と「日本犬の血をひいたミックス犬」とのミックスだと分かったのか?
それは、「黒舌斑」といって、舌に黒い斑模様があったからです。
日本犬の「甲斐」や「紀州」にも、黒舌斑をもつ個体がごく少数いるそうですが、
「アイヌ犬」には、ほとんどの個体に「黒舌斑」が現れます。

みのりの場合、姿かたちは日本犬そのものですが、
目が丸く、黒いけど黒褐にはなっておらず、
アイヌ犬と日本犬の血を引くミックス犬とのミックスで、
アイヌ犬の血を色濃く引いたものと思われます。
この記事を読んでいる方が飼っているワンコがミックスでしたら、
舌を確認して見てください。
もし黒い斑模様があったら、アイヌ犬の血を引いている確率が高いことが分かりますよ。



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- 2011/11/30(水) 23:35:46|
- みのりちゃん
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